ワンステップでスキンケアを完了できるオールインワンゲルは、
仕事や育児に忙しい女性には嬉しいアイテムですよね。
そんなオールインワンゲルにはデメリットがあります。
また、時短ケアの他にも大きなメリットもあります。
オールインワンゲルって時短ケア以外のメリットなんてないでしょ?
オールインワンゲルは、単に『時短ケア』『手抜きケア』だけのスキンケア化粧品ではありません。
オールインワンゲルのメリットはこんなに
- 時短スキンケア
- お肌に刺激を与えない
- コスパがよい
- 洗面台がすっきり
- 残量管理がしやすい
オールインワンゲルのメリットとデメリットをまとめました。
オールインワンゲルと個々の基礎化粧品
オールインワンゲルとは、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- クリーム
これらのスキンケアをワンステップで完了させるスキンケア化粧品です。
スキンケアが手軽・時間を削減できる
化粧水、美容液、乳液などの複数の基礎化粧品をオールインワンゲルだけですませる事ができます。
そのため、メイクにかける時間は大きく節約することが出来ます。
別の見方をすると同じ短いメイク時間でもオールインワンゲルを使用することによって、
しっかりとしたスキンケアが出来るのです。
現在女性は忙しい!
幼い頃、家族でお出掛けの際にお母さんの化粧が遅くてお父さんがイライラしていた覚えがありませんか?三面鏡ドレッサーのお母さんが「あと30分待って!」なんて。
私も母のお化粧の遅さに、父と一緒にイライラしていた覚えがあります。母はメイクに1時間時間以上かけていたと思います。これはどこの家庭もそうだったのではないでしょうか。
しかし、現在の女性がメイクにかける時間の短さはを調べると70パーセント近い人が15分以内でメイクを終わらせています。
昔の化粧品に比べ現在の化粧品の品質が高くなったことに加え、インターネットからの情報でメイクの技術が上がったことも考えられますがそれにしても大きな変化です。
メイク時間の大きな変化は世の女性の習慣が変わったことが原因ではないでしょうか。お仕事や遊びが忙しくなり、「メイクに時間をかけるなら寝ていたい・好きなことに時間を作りたい」というよな気持ちの変化だと思われます。
忙しいとスキンケアの時間を短縮してしまう
仕事や学校・育児に忙しい朝
メイクアップを短縮すると、手抜きメイクがバレてしまいます。
しかし、スキンケアの手抜きであれば見た目で他人に気づかれないため、
スキンケアの大切さを知りながらも、スキンケアの時間を短縮してしまいがちです。
スキンケアの手抜きは肌トラブルの元
スキンケアは、基礎化粧品を丁寧に肌に馴染ませる必要があります。
その部分で手抜きをしてしまうと、肌の乾燥を招き時間が経つとメイクが崩れやすくなったり、
肌のトラブルを招くリスクが増してしまいます。
オールインワンゲルなら上手に手抜きできる
時間がない時に、化粧水や乳液などをそれぞれ馴染ませずに急いで次々と使用しても、
肌に馴染まず不十分なスキンケアになってしまいます。
そのような中途半端なスキンケアをするのであれば、
オールインワンゲルでワンステップでのスキンケアが有効です。
同じ3分でも、
化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリーム
を慌ただしく使用するより、
しっかりと、オールインワンゲルを馴染ませる方が、より高い保湿効果や美容効果が見込まれます。
手抜きスキンケアをしたければ、
オールインワンゲルを使用する方がスキンケアの効果が高い
お肌に優しいのはどっち?
オールインワンゲル と 個々の基礎化粧品
あなたは、肌に優しいのはどちらだと思いますか?
オールインワンゲルは時短・手抜きケアが出来るのだから、
デメリットも大きいというイメージを持っていませんか?
なんとなく便利なものにはデメリットもあるという心理が働きがちです。
当然、品質の悪いオールインワンゲルはお肌に悪いですが、それは個々の基礎化粧品でも同じです。
オールインワンゲルは、実は以下の2点により肌への刺激を軽減してくれるのです。
摩擦による刺激を最小限にできる
個々の化粧品は塗るたびに指との摩擦によってお肌に刺激を与えてしまします。
多くの水分を吸っている時のお肌は刺激に弱いのよ
入浴後や洗顔後の肌に水分を含んだ状態では表皮の細胞が剥がれやすく、表皮と一緒にバリア機能を失ってしまいます。
表皮が剥がれるとアカがとれてキレイになったように思われますが、
お肌のバリア機能を一時的に失い、肌内からの水分の蒸発や細菌などの侵入を許してしまいます。
肌の水分の減少はバリア機能を、さらに低下させ、
さらなる乾燥を招いてしまい、細菌などが肌に侵入しやすくなり、あらゆる肌トラブルの原因となってしまいます。
個々の化粧品を使用すると1日に約70回以上も顔を擦ることになります。
しかし、オールインワンゲルを使用すると顔を擦る回数は5回~10回程度と、大きく減少させることができ、
オールインワンゲルの大きなメリットといえます。
化粧品に添加される刺激成分を最小限に!
化粧品に配合されている成分はお肌のための成分だけではありません。
化粧品はデリケートな成分を配合しているため防腐剤を配合しなければカビが発生したり腐食してしまいます。
たとえば、
- 防腐剤、酸化防止剤
- 界面活性剤
パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤は化粧品の品質を維持するために必要な成分です。
界面活性剤は油分と水分を混ぜ合わせるためや、
肌への浸透を助けるためスキンケア化粧品だけでなくメイクアップ化粧品・クレンジング・石鹸・シャンプーなどに使用されている成分です。
品質を保つため・機能を果たすために必要な成分なので、
化粧水・乳液・美容液・クリームそれぞれにも配合されています。
オールインワン化粧品なら防腐剤などの成分も1つで抑えられるのです。
もちろんオールインワンゲルにも防腐剤や界面活性剤が使用されています。
しかしオールインワンゲルであれば防腐剤や界面活性剤を1回で済ませることが出来ます。
オールインワンゲルはお肌への負担を軽減することができるのです。
微調整ケアができない?オールインワンゲルのデメリット
オールインワンゲルの致命的なデメリットとは、以下の2点です。
- 肌の状態に合わせたケアが難しい
- 肌に合わない時の切り分けができない
季節や肌の調子や状態に合わせたケアが難しい
季節や体調・生理の周期などによって変わる肌の状態にオールインワンゲルひとつでは対応できないことにあります。
これは、オールインワンゲルの最も大きなデメリットです。
冬場の乾燥する時期であれば、
乾燥肌の人にはオールインワンゲルで保湿力を維持することは難しくなるかもしれません。
個々の化粧品であれば、たっぷり化粧水と乳液で丁寧にケアしたり、化粧水のみ効果の高い化粧品を使用するなどの工夫ができます。
肌トラブルが出たときは、トラブルに合ったケアができる化粧水を使用するという選択肢もあります。
オールインワンゲルを使用していると、
『化粧水だけ変える』『美容液だけ変える』といった選択をすることができません。
また、自分に合ったトラブル肌に合ったオールインワンゲルを探すのも大変です。
たとえば、ニキビ用の基礎化粧品は多くありますが、ニキビ用で品質が高いオールインワンゲルとなると選択肢が限られてきます。
個々の化粧品を使用している場合でも、お肌の状態によって工夫されていますよね。
オールインワンゲルを使用した場合も、お肌の調子や状態によって工夫する必要があります。
自分に合ったオプションを加えると、
『オールインワンゲルの手軽さ』というメリットは薄れますが、
それでも、オールインワンゲルを使用することは時間短縮や肌の摩擦軽減になるため、
乾燥肌や肌トラブルがある方の愛用者も多いようです。
肌に合わない時の対処
個々の化粧品でもオールインワンゲルでも、お肌に合う合わないは使ってみなければわかりません。
どんなに優れた化粧品でも肌に赤みがでたり、かゆくなったり肌に合わないことがあると思います。
その場合、原因が『化粧水』なのか『美容液』なのか『クリーム』なのか、
1つずつ使用をやめて様子を見た上で何が悪いのかを判断されていると思います。
化粧水が原因と分かればで別の化粧水に変えると解決できます。
しかし、オールインワンゲルの場合はそうはいきません。
肌に合わない場合は、どんなに気に入っていても、そのオールインワンゲルは使えません。
他商品に変えるか、個々のスキンケア化粧品を使うかの選択ししかありません。
オールインワンゲルの保湿力は?
オールインワンゲルは保湿力が低いというデメリットのイメージがあります。
たしかに、個々の化粧品を揃えて、ひとつひとつ丁寧に使用する完璧なケアをするのと、
オールインワンゲルでのケアを比較すると個々の化粧品の方が効果を感じられるかもしれません。
しかし、昨今のオールインワンゲルは品質が高まり、
保湿効果・美容効果がひとつひとつの化粧品の効果に近づいています。
また、個々の化粧品を適当にササッとすませるようなスキンケアであれば、
オールインワンゲルで、しっかりとケアする方が保湿効果・美容効果が高いスキンケアができます。
その他にオールインワンゲルのメリットは?
オールインワンゲルのメリットは他にもあります。
コスパが良い
オールインワンゲルは3000円~7000円くらいので1カ月~2カ月の容量のものが多いです。
普段使っているスキンケア化粧品によりますが、同等の保湿力・美容効果のものと比較すると、
オールインワンゲルの方がコスパが良いように感じます。
化粧台・洗面台がすっきり
化粧水、乳液、美容液、クリーム など、
4つの化粧品が1本にまとまったオールインワンゲルを使用すると、
洗面台のスペースが大きく節約できます。
ゴミゴミしていた洗面台がすっきりしているところを想像してください!
残量を把握しやすい
個々の基礎化粧品を使っていると、
化粧水がなくなったり、乳液がなくなったりと、全ての化粧品の残量を把握する必要があります。
なくなりそうな化粧品をその都度買う面倒ではありませんか?
通販であれば送料もかかってしまうかもしれません。
オールインワンゲルであれば、残量の把握もやりやすいですね。
オールインワンゲルに乗り替えようかな~
まとめ デメリットの対処法
デメリットまとめ
- お肌の調子に合わせたケアが難しい
- お肌に合わない場合、そのオールインワンゲルは使えない
- 個々の化粧品と比較すると効果が薄い場合がある
デメリットの対処法
- プラス化粧水などのオプションで肌に合わせたケア
- お肌に合わない場合は使えないが返金保証があるオールインワンゲルを選ぶ
敏感肌なら敏感肌用のオールインワンゲルを選ぶ - 毎日スキンケアに、充分な時間をとれる場合は個々の化粧品を使う